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言葉の呪いから解放されて心がラクになる本
平凡な人生だけど、笑って過ごしたいポコです。
今日は、自分を縛り付けている言葉の呪いから解放されて、心がラクになる本をご紹介しますね。
井上智介さんの著書『がんじがらめの心がラクになる 「呪いの言葉」の処方箋』
おすすめしたいのは、こんな人。
がんばり屋さんで、まじめで、人の気持ちを尊重して、生きるのが苦しくなってしまう人に。
がんじがらめの心がラクになる 「呪いの言葉」の処方箋
- タイトル:「呪いの言葉」の処方箋
- 著者:井上智介(産業医・精神科医)
- 出版社:ナツメ社
- 発売日:2022/7/18
この本で言う「呪いの言葉」とは
- 自分で自分を追い詰めてしまう言葉
- 自分を責めて否定してしまう言葉
- プレッシャーになる周りの人の言葉
身動きができなくなるほど自分を縛りつける考え方のことを、「呪いの言葉」と表現しています。
前半は、どうしてそんな言葉に縛られているのかを解説。
後半は、それらの言葉から解放されたり、うまくつきあっていく方法が解説されています。
「あるある」の言葉がたっぷり紹介されている
第1章、自分で自分を追い詰めてしまう言葉からは・・・
- 人に迷惑をかけてはいけない
- 弱音を吐いてはいけない
- 頼まれたら断ってはいけない
- ミスや失敗をしたらダメだ
- すぐに返信しないと失礼になる
第2章、自分を責めてしまう言葉からは・・・
- どうしてわたしは意思が弱いんだろう
- なにをやってもうまくいかない・・・
- わたしは必要のない人間なんだ
- 間に合わなかったらどうしよう
- できなかったらバカにされる
※一部抜粋です。
第1章から第3章までは、これらの言葉をもとに「どうして、そう思ってしまうのか」が解説されています。
私は「うんうん」とうなずき、納得しながら読んでいました。
結構、ありがちなことばかり。
あなたも、きっと心当たりがありますよ。
「呪いの言葉」から解放され、うまくつきあっていくには
- 第4章、「呪いの言葉」はどうして生まれる?
- 第5章、呪いは無理に消さなくてもいい
- 第6章、呪いに揺るがない自分になろう
後半は、「呪いの言葉」から解放されたり、うまくつきあっていく方法が解説されています。
P152より、一部抜粋
第5章より、「これって呪いかも」と自覚する
■俯瞰して呪いが生まれそうな状況をキャッチする
呪いに支配されないためには、自分で呪いの言葉に気づくことが大切です。
座右の銘や努力目標と思っていた言葉を見直して、いつの間にか呪いになっていないかどうかを考えてみましょう。それにはメタ認知が有効です。メタ認知とは、自分の状況を俯瞰し、第三者の視点でとらえることです。
(省略)
気づくことができなければ、どう対処したらよいのかを考えることができません。
まずは、気づいて自覚するところからはじめるという、シンプルなことがわかりやすく説明されています。
ありがちなことだから、もう知っているかも
この本に出てくる事例は、よくあることばかりです。
他の本で読まれた方もいるはず。
だから、私には物足りないよ~と思ってしまう方もいるかもしれません。
それでも、私は読んでみて、これは私も気をつけたいなと思ったところが何箇所かありました。
自分を理解するだけでなく、他人を理解するためにも役立つな~と感じましたよ。
あの人は、今、この「呪いの言葉」に縛られているのかな?と想像できたこともありますしね~。
付箋をいっぱい貼っていますよ。
言葉の呪いは、自分を活かしたり苦しめたりする
言葉一つで自分がいきいきしたり、苦しくなったりします。
もし、今、心が苦しいな、生きづらいなと感じているのなら、「呪いの言葉」に支配されているのかもしれません。
そんな人に、私はこの本をおすすめします。
ぜひ一度読んでみてくださいませ。
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