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読者の役に立たなきゃ!という病
こんにちは、ポコです。
私は「ブログを書くなら、人の役に立つ文章を書こう!」と意気込んでいました。
でも「役に立つって、なんだ?」とモヤモヤ。
自分で勝手に読者像を決めて「この記事はあなたの役に立ちますよ」とのたまうのは、どうも違うのではないかと・・・。
なんだか、おこがましい。
そう思うに至ったのは、私がカラーセラピストとして活動しているからかもしれません。
セッションの際に気をつけるよう教わったことは、「決めつけない、知った気にならない、押し付けない」です。
それから、「余計なアドバイスはしない」です。
答えは、その人の中にあるから。
カラーセラピストは、色があらわす言葉を伝えながら、相手の話を聴きます。
そして、返ってくる言葉に耳を傾けながら、相槌を打ったり復唱して会話を深めます。
そうやってコミュニケーションをとっていくと、相手が自然に自分の中にある思いに気づき、答えを見つけていくのです。
カラーセラピストは、その気づきを手助けするだけ。
私は、ブログも答えは読者の中にあるのだから、手前勝手に決めつけた文章ははた迷惑なのではないか?と思うようになりました。
でも、提案ならいいんじゃないかな?と悩み、ブログが書けないという迷宮に入り込んでしまいました。
さて、カラーセラピーのセッションは、1対1のコミュニケーション。
対面のセッションは、相手の表情、声色、しぐさなど、五感で情報をキャッチすることができます。
しかも、都度相手の反応を見ながら修正して進められます。
しかし、ブログは1対複数なので勝手が違います。
反応が返ってくるまで、タイムラグがあります。
思いもよらない、ネガティブな意見が飛んでくることもあります。
それが、怖くなりました。
私は恐れるあまり、「ブログは読者の役に立たなきゃ!」という強迫観念が湧いてきたのかもしれません。
好意的なコメントをいただくこともあるのに・・・。
あーでもないこーでもないと悩んで、私はこのブログを書くきっかけになった本をペラペラとめくってみました。
この文章が目に止まり、あっと気づいたのです。
「意味がない」文章に意味づけするのはあなたじゃない
カラーセラピーで色の言葉をお伝えするように、ブログも読者が何かを感じたり、気づいたりするきっかけになる言葉を紡ぐだけでいいのかもしれないと思ったのです。
私、あれこれ考えすぎていたのかも・・・。
◆私の気づき◆
「役に立たなきゃ!」という強迫観念を捨てて、もっと気楽に書いてみよう。
誰かに喜ばれるかもしれないのだから!
「読者の役に立たなきゃ!」という病に効いたのは、この本です。
失礼します。ブログの「役に立つ」や「共感できる」は素直な記事にあると私は思っています。
私は自分の考えを吐き出すような、独りよがりかもしれないくらいの記事ほど、「確かにわかります」「役に立ちました」みたいに言われることがあります。
素直に書き出した記事ほど、読んだ誰かはその中にある思いを感じてくれるのかなと思ったりします。
私も普段からブログのあり方は悩みます。こんなの人が見ても役に立たないな、どうも思われないよな…と書いた後で消したりもします。
そんな中だからこそ、貴ブログのこの記事は私にとって役に立つものでした。同じ思いに触れ、共感し、自分の考えを確立するきっかけになる。素直に「こんなことに悩んでいる」と書かれた記事だからこそ、それができました。
それが十分役立っています。素敵な記事をありがとうございました。
こはるおとさん、初めまして。
そして、コメントありがとうございます。
素直に書くことで、どこかの誰かの心に響くのかもしれませんね。
私は、こはるおとさんの言葉に励まされました(*^^*)
個人ブログの良さは、こういった素直な言葉のやり取りにあるのでしょうか。
気負うことなく気楽な気持ちで文章を書いてみますね~。
本当にそう思います。だって本当のことを言うと、私はこの記事に救われました。
「こんな風に悩みをさらけ出していいんだ」「こんな思いの方は他にいらっしゃるんだ」と安心しました。
私自身も、気負わずブログを書きたいし、ポコさんにもそうして頂きたいなと思っています。
ブログ、また見に来ますね。
嬉しい!ありがとうございます。
お互いに素直に書いていきましょうね~。
私もこはるおとさんのブログを読みにいきますね。